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朝ごはんによく食べるあれ、エジプト発祥って知ってた?

 

こんにちは!

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

 

このブログでは、エジプトのポジティブな情報をお伝えしています。

 

ピラミッドとスフィンクス

 

古代から文明が発展し、様々なものを生み出してきたエジプト。

 

現在の日本でもよく知られているもので、エジプト発祥のものって、実はたくさんあるんですよね!

 

そこで、このブログでは、エジプト発祥のものも発信していこうと思います。

 

今回は、日本でも朝食でよく食べるあれ。

 

エジプトの「PAUL」

 

そう、「パン」です!

 

ちなみに、わたしはパン食が普及している欧州が発祥かと思っていましたが…笑

 

実は、パンはエジプト発祥なんですって。

 

ご存知の方も多いかもしれませんね!

 

パンの歴史は、とても古く、なんと紀元前3500年前。

 

そもそも、小麦が食されるようになったのは、約1万年前のメソポタミア地域だといいます。

 

当時、高度な文明を築いていたチグリス・ユーフラテス川流域では、すでにパンの原料となる小麦の栽培が広く行われていたそう。

 

しかし、収穫された小麦の食べ方といえば、粒のまま炒ったり、お粥にしたりといったものだったのだとか。

 

それが、小麦を粉にして水で溶き、薄くのばして焼くようになったのが、紀元前6000年~4000年頃のことといいます。

 

無発酵で作られたこのピザのような平たく硬いものがパンの元祖とされるそうです。

 

それが、現在のパンと同じように発酵して食べられるようになったのが、紀元前3500年頃。

 

その地が、古代エジプトでした。

 

それまでも、エジプトでは、肥沃なデルタ地帯において、メソポタミアから伝わった小麦栽培が盛んに行われ、無発酵パンや粥は、よく食べられていたそうです。

 

そんなある時、焼き上げる前のパン生地を放っておいたところ、自然と発酵。

 

古代エジプト人は偶然にして発酵パンを知ったということです!

 

パン作りの様子は、古代エジプトの遺跡の壁画にも残されています。

 

ちなみに、現在のエジプトでも、主食はパン!

 

「エジプトパン」なるのもがあり、エジプシャンみんなの大好物です。

 

アエーシマスル(エジプトパン)

 

アラビア語では、アエーシマスルといい、直訳するとエジプトパン。

 

中が空洞になっており、卵やフール(豆)、チーズなど、好きなものを挟んで食べます。

 

エジプシャン、特にカイロの人は、これを朝食に食べます。

 

なので、エジプトのサンド屋さんは、朝から賑わっています。

 

ちなみに、わたしのオススメは揚げナスのサンド。

 

朝食にはちょっと重いですが、美味しいのでぜひお試しあれ。

 

また、南エジプトでは暑い気候を利用したアエーシシャムス(太陽のパン)というものがあり、エジプトパンよりも人気!

 

自家製窯で焼き上げるアエーシシャムス(太陽のパン)

 

アエーシシャムスは、シンプルに、ビーラと呼ばれる天然酵母と塩、水だけで作ります。

 

南エジプトの田舎では、各家庭に写真のような自家製窯があり、一度に何個も焼き上げ、一週間ほどかけて食べます。

 

こちらは分厚く、表面は硬いけれど、中はもっちもちで、噛めば噛むほど味がでてきます。

 

モロヘイヤなどのスープに付けて食べるのが南エジプト流。

 

うちの息子も大好きで、日本の食パンを食べなくなってしまうほど、太陽のパンが大好き。笑

 

エジプトに行く際は、エジプトパンはもちろん、この太陽のパンもぜひ味わってみてください!

 

ということで、今回は、エジプト発祥の『パン』についてでした!

 

必要とする方の参考になれば幸いです。

 

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