こんにちは!
ご覧いただき、ありがとうございます。
このブログでは、エジプトのポジティブな情報をお伝えしています。
今回は、エジプト発祥シリーズ。
古代から文明が発展してきたエジプトには、発祥のものがたくさんあります。
今回は、夏になると飲みたくなる!?日本でも大人気のあの飲み物。
そうです、ビールです!
ビールの発祥は、諸説あるようですが、そのうちの1つがエジプト。
エジプトにおけるビールの歴史は非常に古く、エジプト先王朝時代の紀元前3800~3600年にまで遡るそう。
紀元前20世紀の古代エジプトの壁画には、ビールを醸造する様子や、宴会で酔って嘔吐する女性、酔い潰れて運ばれる人々の姿が描かれたものも残っているんだとか。
紀元前16世紀のパピルスには、ビールを薬とする処方が約700種類も存在するそうです。
ちなみに、エジプト神話では、ビールを発見したのはオリシス神であり、イシス神がビールを人間に与え、ハトホル神が醸造の全過程を発明したとされているそう!
現代のエジプトはというと、イスラム教徒が多いムスリム文化圏ではありますが、エジプトはアルコールに対する姿勢が比較的ゆるやか。
特に、リゾート地や観光地では、観光客向けにお酒を提供するレストランやカフェもたくさんあります。
カイロや観光地の街中でも、ビールやワインを販売する店があり、ムスリムでなければ、購入可能です。
(ただし、ムスリムへの配慮から、黒いビニール袋に入れて販売されます。)
ビールはエジプト国外から輸入されたものが多く、欧州産のものは比較的よく売られています。
また、エジプト国内にもビールを醸造するメーカーが存在し、代表的なエジプト国産ビールの銘柄としてSTELLA(ステラ)と、SAKARA(サッカラ)というものがあります。
残念ながら、わたしはエジプトのビールを飲んだことがないのですが、友人やお客さまの話では、飲みやすく美味しいとのこと。
ビール好きな方は、渡挨の際に、ぜひ試してみてくださいね!
また、エジプトには行けないけど、古代エジプトのビールを飲んでみたい!という方に朗報。
ナイルビール(画像:黄桜HPより)
なんと、日本でも古代エジプトのビールが手に入るんです!
それが、早稲田大学と京都大学が共同開発し、黄桜が販売するビール『ナイル』です。
3種類あり、古代エジプトで栽培されていた小麦を主原料として使っているんだとか。
Amazonでも購入可能ですよ!
日本にいながら、古代エジプトの味を体験できちゃうなんて嬉しいですね!
ということで、エジプト発祥シリーズ、今回は『ビール』についてでした。
必要とする方の参考になれば幸いです!
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