こんにちは!
ご覧いただき、ありがとうございます。
このブログでは、エジプトのポジティブな情報をお伝えしています。
ピラミッドとスフィンクス
今回ご紹介するのは、南エジプト・ルクソールのカントリーライフ。
南エジプトの田舎生活を大公開します。
ルクソールのナイル川とマンゴー畑
その前に、ルクソールってどんなところかご存じですか?
エジプトは知っていても、ルクソールと言われてピンとくる人は少ないかもしれません。
何を隠そう私自身が、エジプトに行くまで知りませんでした。笑
ということで、まずは簡単にルクソールについて紹介したいと思います。
ルクソールは、エジプトの南に位置する県で、エジプトで最も多く史跡が残るまちです。
ナイル川の上流に位置することから、古代エジプトでは「上エジプト」と呼ばれていました。
新王国時代には、エジプトの都「テーベ」として栄えました。
世界遺産も子どもたちの遊び場
(ラムセス3世葬祭殿)
そんなルクソールにおいて、のどかなカントリーライフを1年のうち数か月ほど送っているわたしたち。
ちなみに、エジプトの首都カイロのザマレクにも1年のうち1ヶ月ほど滞在しますが、ルクソールの生活はカイロとは全く違うのが特徴。
時間がゆっくりと流れるルクソールの生活は、朝からゆったりのんびり始まります。
起きるために、目覚まし時計は、いりません。
なぜなら早朝4時頃から流れるアザーン(イスラムの祈りの時間を知らせる音)と、鶏たちの鳴き声で目覚めてしまうから。笑
家で飼っている鶏の卵を取りに行くのは、3歳息子の朝の日課。
鶏は、穀物だけを餌に、有機で育てています。
朝食の準備を始めると、ちょうどご近所の牛飼い農家さんからしぼりたての水牛のミルクが届きます。
殺菌・消毒をしていないので、下処理は必要ですが、安心・安全で美味しいミルク。
煮詰めれば、モッツアレラチーズも出来ちゃいます!
裏庭で朝食
エジプトの朝食には欠かせない紅茶を淹れて、自家製チーズとミルク、フルーツ、ヨーグルト、ビスケットorパン、エジプト産ハチミツといった簡単な朝食を用意。
(ルクソールの朝食は、カイロなど北エジプトと比べ軽めなのも特徴。)
家族揃って、中庭でいただきます。
朝食を食べ終わると同時に、庭のハンモックでそのまま遊び出す息子。
それを横目に、庭の木々に水やりするのが、わたしの朝の日課です。
春には、イチジク。
夏には、マンゴーやバナナ、レモンにミント。
秋には、デーツ(なつめやし)。
冬には、ユスフィー(オレンジとみかんの中間のようなフルーツ)。
水やりしながら旬のフルーツを収穫します。
自家製なので、もちろん無農薬。
自家製の無農薬マンゴー
そのまま子どものおやつやにしたり、ジャムやスイーツを作って食べたりもします。
食べ物が育つ土に触れ、自然や命に感謝することで、心まで豊かになる。
息子の食育にも、良い環境です。
そして何より、わたし自身が自分を内省するのに最適な環境でもあります。
たぶん、日本で銀行員をしていた時の、何倍もの時間を優雅に満喫できています。
そして、夕陽がとても綺麗。
日本のように便利な環境や、最新の機器はないけれど、ルクソールのカントリーライフは、とっても贅沢だなと感じています。
もしも、日本の生活に心身ともに疲れ果ててしまったら。
ぜひ、南エジプト・ルクソールに遊びに来てくださいね。
カントリーライフで癒されること、間違いなしですよ!
関連記事