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このブログでは、エジプトのポジティブな情報をお伝えしています。
今回は、南エジプト・ルクソールの伝統料理について。
南エジプト料理
エジプト料理といっても、地中海のアレキサンドリア、カイロ、紅海沿いのハルガダ、ルクソールやアスワンの南では、それぞれちょっと異なります。
今回ご紹介するのは、エジプシャン夫の地元である南エジプト・ルクソールの伝統料理。
ちなみに、ルクソールとは、古代エジプトの都・テーベがあったところで、ツタンカーメン王のお墓がある王家の谷など、多くの世界遺産の遺跡が残る観光都市でもあります。
そんなルクソールでは、雨がほとんど降らないため、とても暑いのが特徴。
その暑さを利用して作られる伝統料理が、こちら。
アエーシシャムス(太陽のパン)
アエーシシャムス。
日本語で『太陽のパン』です。
なぜ、太陽のパンと言うかというと、太陽の下で発酵させるから!
南エジプトの暑い太陽の下、夏なら1時間で十分に膨らみます。
そして、自家製の窯で一気に焼き上げます。
自家製パン窯
この窯、南エジプトの田舎では、よく見られるものです。
パンは、まとめてたくさん焼き、数日かけて食べきります。
ちなみに、エジプトではパンが主食。
お米や、パスタも食べますが、圧倒的にパンがメインです。
さすが、パン発祥の国ですね!
(詳しくはこちらの記事 ⇒ こちら)
エジプト全土で食べられるパンは、こちら。
アエーシマスル(エジプトパン)
アエーシマスルというパンで、日本語に訳すとエジプトパン。
中が空洞になっていて、半分に切って中に色々と挟んで食べます。
もちろん、南エジプトでもエジプトパンを食べますが、南の人が好きなのは、やっぱり太陽のパン。
この太陽のパンは、南エジプトでは欠かせないものなのです。
これが、ふわっふわ&もっちもちで美味!
モロヘイヤのスープや、バーミヤというオクラのスープに付けたり
お肉を挟んで食べたり、アッズという赤レンズ豆のスープに付けて食べたり・・・
南エジプト料理
ちなみに、バーミヤというオクラのスープは、北エジプトでも食されますが、トマト煮込みのものが多いようです。
南エジプトでは、トマト煮込みではなく、お肉と玉ねぎからとったブイヨンで煮込むことが多いです。
ということで、今回は、南エジプトの伝統料理についてでした。
南エジプトにいらっしゃる機会があれば、ぜひ、この太陽のパンや南エジプト料理を試してみてくださいね!