アガサ・クリスティ「ナイル殺人事件」のクルーズ船『スーダン号』って!?

 

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ピラミッドとスフィンクス

 

エジプト観光で人気のナイルクルーズ。

 

そのクルーズ船を舞台にした映画「ナイル殺人事件」(Death on The Nile)が、原作者アガサ・クリスティ生誕130年を記念し、再び映画化。

(2022年2月に公開延期)

 

そこで、今回は、「ナイル殺人事件」にも登場した特別なクルーズ船「スーダン号」を紹介します!

 

(画像:スーダン号公式HPより)

 

数多くのナイルクルーズ船の中でも、最も歴史が古く、有名なクルーズ船である「スーダン号」。

 

1919年、トーマス・クックによって建造された蒸気船スーダン号は、現在も蒸気機関と外輪で航行し、走行音は悠長で静かなのが特徴。

 

1933年、考古学者の夫と共に、ナイル川をクルーズしたアガサ・クリスティは、ミステリー不朽の名作とされる「ナイル殺人事件」(Death on the Nile)を書き上げました。

 

作中に登場するクルーズ船の名前は、「カルナック」ですが、旧作映画のシーンの多くは、このスーダン号で撮影されています。

 

嬉しいことに、現在でも、ナイルクルーズ船の一船として運航しているスーダン号。

 

もちろん、他のナイルクルーズ船に比べると、人気も値段もかなり高め。

 

ですが、アガサ・クリスティのファンであれば、ぜひ乗船しておきたいところですよね。

 

そんなスーダン号の魅力を見ていきましょう。

 

まず、パリが繁栄した華やかな時代、ベルエポックの雰囲気が漂うレストランやラウンジ。

 

レストランでは、ナイル川沿いの広大な畑で採れた、有機栽培の野菜をいただくことができるそう。

 

(画像:スーダン号公式HPより)

 

そして、金メッキや銅などを使用した、クラシックな家具で飾られた客室。

 

なんと、アガサ・クリスティスイートや、探偵エルキュール・ポアロの名が付いたお部屋もあります。

 

他にも、エジプト考古学の父とされ、ツタンカーメン王の墓を発見したハワード・カーターや、アレクサンダー大王のお部屋などもあります。 

 

アガサクリスティスイート

(画像:スーダン号公式HPより)

エルキュール・ポアロ

(画像:スーダン号公式HPより)

 

広々とした回遊式デッキも健在。

 

すべての空間で、「ナイル殺人事件」にどっぷりと浸る体験ができること、間違いなしですね。

 

(画像:スーダン号公式HPより)

 

ちなみに、現在は、ルクソール〜アスワン間を航行しているスーダン号ですが

 

「ナイルに死す」が描かれた当時は、舞台となったアスワン~ワディ・ハルファのコースではなく、カイロ~アスワンに就航していたそう。

 

ということで、今回は、アガサ・クリスティ「ナイル殺人事件」のクルーズ船「スーダン号」についてでした!

 

必要とする方の参考になれば幸いです。

 

★ スーダン号の予約はこちら ⇒ スーダン号公式HP

 

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