ピラミッドとスフィンクス
今回は、アフリカに進出する日系企業の拠点数と動向についてです。
外務省の海外進出日系企業拠点数調査によると、アフリカへの日本企業の進出拠点数は2010年の520拠点から増加傾向に。
2023年の日本企業のアフリカ域内における国別の進出拠点数は、以下の通りです。
1. 南アフリカ共和国:255拠点
2. ケニア:118拠点
3. モロッコ:70拠点
4. エジプト:65拠点
エジプトにおいては、自動車部品の矢崎総業、衛生用品・化粧品のサラヤなど製造業の進出事例があり、日本企業の進出拠点が増えているとのこと。
製造業も進出し現地生産を目指すようになり、エジプトにおいては自動車メーカーが組み立てを行うほか、自動車部品などのメーカーも製造を行っています。
近年の進出動向としては、日系スタートアップや再生可能エネルギーなど脱炭素・グリーン関連分野の進出事例も増えています。
エジプトでは、ケップル・アフリカ・ベンチャーズなどのベンチャーキャピタル(VC)が、スタートアップに投資する動きもありました。
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ODA(政府間援助)案件のインフラ整備などに参画する建設関連の日本企業も、引き続きアフリカでビジネスを行っています。
エジプトでは、豊田通商とユーラスエナジーなどが風力発電に関する合弁会社を設立したほか、住友商事もエジプトで風力発電事業に参画。
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エジプトをはじめ、将来の巨大市場となるアフリカにおいて、日本企業のますますの展開拡大に期待したいところです!
以上、今回はアフリカに進出する日系企業の拠点数と動向についてでした。
必要とする方の参考になれば幸いです!
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