【ハラール市場進出】

 

エジプトをはじめ、中東・北アフリカ(MENA)のハラール市場進出サポート

 

新行政首都(ニューキャピタル)に建設中のモスク

 

【ハラール】とは

 

イスラム法において合法なもの=ハラール(ハラル)

 

非合法なもの=ハラーム(ハラム)

 

それ以外のハラールでないものを非ハラール(non halal)と称する事もあります。

 

イスラムの教えで「許されている」という意味のアラビア語がハラール【 حلال 】です。

 

反対に「禁じられている」と言う意味の言葉が「ハラーム」です。

 

ハラールやハラームはモノや行動が「神に許されている」のか「禁じられている」のかを示す考え方です。

 

例えば、嘘をついたり物を盗んだりすることは「ハラーム」とされます。

 

ハラールとは神に従って生きるイスラム教徒(ムスリム)の生活全般に関わる考え方です。

 

ハラールマーケットは、ムスリムの日々の生活全てに関わる商品やサービスなどの提供を含む、とても幅広い市場です。

ハラールの表記

 

ハラールは、アラビア語で【 حلال 】と書きます。

 

ローマ字で書くとHalalですが、haとlaの間にLとそれを伸ばすaaがありますので、発音するとHalaalとなります。

 

そのため、カタカナで書くとハラール、というのが正しい表記となります。

 

(※日本では、ハラル、ハラムと表記されることもあります。)


なぜ、イスラム教徒はハラールにこだわるのか?

 

ムスリムにとって、ハラールの食品のみを口にすることは神の教えに忠実に従うこと、すなわち信仰そのものです。

 

イスラーム教徒のハラール食へのこだわりは、単なる好き嫌いではありません。

 

例えば、豚肉入りの料理で豚をよけたからといってハラールになる訳ではありません。

 

スープやブイヨンに使用されていれば、見た目には分からなくても食することはできません。

 

トンカツをあげた油と同じ油であげられた野菜や魚も食することはできません。

 

たとえ使用する食材がハラールであっても、ワインや料理酒など、アルコール飲料で調理するとハラールではなくなります。


 ■ハラール(許されている)食品の例

 

野菜、果物、魚、卵、牛乳

イスラムの方式にしたがって ”屠畜(屠殺)”された動物の食肉、あるいはその派生物(加工品など)

 

■ハラーム(禁じられている)食品の例

 

豚・犬、死んだ動物の肉

イスラムの方式にしたがってと畜されなかった動物の食肉

あるいはその派生物、血液

その他、かぎづめのある動物など

酒などのアルコール飲料 

 

※宗派、国および地域、個人によって、詳細の解釈が異なる場合があります。


日本のハラール認証業界

 

日本には、30以上のハラール認証機関が存在します。

 

⚫︎認証機関の問題点

統一基準はなく、各機関の法人格や団体もバラバラで認証取得にかかる費用もそれぞれ異なります。

許認可も届出も必要がないので、誰でも始められる状況にあるのがハラール認証業界です。

 

⚫︎認証時の注意点

認証機関によって海外の相互認証機関が異なります。

時間とお金を費やし、せっかく取得したハラル認証でも有効期限が存在します。

監査や更新費用の問題、取引先の確保等が難しく、更新しない企業もあります。

 

ハラール認証業界は新しく、まだまだ変化が激しいのが現状です。

どの国で製造し、どの国で販売するかによっても選ぶ認証団体・機関が異なります。

 

変化に適切な対応ができること、市場動向を見据えた最新の情報を得ることが重要です。

 

※ 扱う商品によっては、認証が必要ない場合もあります。


ハラールビジネスについては、こちら


【 ハラール市場に興味をお持ちの方へ 】

 

⚫︎イスラム圏に販路を開拓していきたい

 

⚫︎ハラール製品の販売先を紹介してほしい

 

⚫︎ムスリム向けに自社商品を販売していきたい

 

⚫︎現地にレストランを出店するためハラール認証を取得したい

 

など

 

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